HOW TO DEAL WITH UNREGISTERED EXTENSIONS
未登記ではありませんか?不動産のプロが解決!
埼玉丸山工務所の事例紹介
- 種別 相続
- 掲載日 2025年7月21日
こんにちは!株式会社埼玉丸山工務所です。 私たちは、日頃より多くの不動産オーナー様から様々なご相談をいただいております。
先日も、弊社が管理させていただいている物件のオーナー様から、 「物件の増築部分が未登記のままで、名義も昔の親の代から変わっていないんだ。そろそろきちんとしたいのだけど、どうすれば良いのだろうか?」 というご相談を受けました。

長年所有されている大切な不動産だからこそ、現状を正確に把握し、将来的なトラブルを未然に防ぎたいとお考えになるのは当然のことです。もしかすると、この記事をお読みのあなたも、同じようなお悩みや疑問を抱えていらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ登記や名義変更が必要なのか?放置するリスクとは
「手続きが面倒そう」「費用がかかるのでは…」といった理由で、未登記の増築部分や古い名義をそのままにしてしまっているケースは少なくありません。しかし、これらを放置することで、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
- スムーズな売買や相続ができない: いざ物件を売却しようとしたり、相続が発生したりした際に、登記簿と現況が異なっていると、手続きが複雑になったり、最悪の場合、取引がスムーズに進まないことがあります。買い手が見つかりにくくなる、相続人間での話し合いが難航するといった事態も考えられます。
- 融資(ローン)が受けられない可能性: 物件を担保に融資を受けようとする際、未登記部分があると金融機関の審査に通らないことがあります。将来的なリフォームや建て替えの資金計画にも影響が出るかもしれません。
- 違法建築物とみなされるリスク: 建築基準法に適合しない増築であった場合、是正指導を受けたり、場合によっては罰則が科されたりする可能性もゼロではありません。
- 固定資産税の評価が実態と異なる可能性: 現状の床面積と登記簿上の床面積が異なれば、固定資産税の評価額が適切でない場合があります。正しく登記することで、適正な課税がなされるようになります。
- 権利関係の複雑化: 特に名義が古いままの場合、相続が繰り返されるうちに権利関係者が多数になり、いざという時に全員の同意を得るのが困難になることがあります。
これらのリスクを回避するためにも、建物の現状を正しく登記簿に反映させること、そして現在の所有者へ名義をきちんと変更しておくことは非常に重要です。
解決へのステップ:頼れる専門家「土地家屋調査士」の役割と手続きの流れ
今回のオーナー様からのご相談のように、建物の増築部分が未登記である場合や、建物の現況と登記簿の内容が異なる場合には、「土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)」という国家資格を持つ専門家が手続きを行います。
土地家屋調査士は、不動産の物理的な状況(どこに、どのような形状で、どのように利用されているかなど)を正確に登記記録に反映させるための調査、測量、申請手続きのプロフェッショナルです。
具体的には、以下のような流れで手続きを進めるのが一般的です。
- ご相談・ヒアリング: まずは現状のお悩みや物件の状況を詳しくお伺いします。
- 資料調査・現地調査: 法務局や役所で関連資料を調査し、実際に現地で建物の状況を確認します。
- お見積もり: 調査結果に基づいて、必要な手続きと費用の見積もりを提示します。
- 業務委任契約: 内容にご納得いただけたら、正式に業務を依頼する契約を結びます。
- 測量・図面作成: 精密な測量を行い、登記申請に必要な図面(建物図面、各階平面図など)を作成します。
- 登記申請: 作成した図面や必要書類を法務局に提出し、登記を申請します。
- 登記完了: 無事に登記が完了すると、登記識別情報通知書(従来の権利証にあたるもの)などが発行されます。
手続きにかかる期間や費用は、物件の状況や手続きの複雑さによって異なります。まずは専門家である土地家屋調査士に相談し、見積もりを取ることから始めましょう。
事例紹介:埼玉丸山工務所にご相談いただいたオーナー様の声(仮)
冒頭でご紹介したオーナー様も、弊社にご相談いただいた後、弊社が信頼し提携している土地家屋調査士をご紹介させていただきました。 土地家屋調査士が迅速に現地調査を行い、必要な手続きと費用について丁寧にご説明したところ、オーナー様も安心して正式にご依頼されることになりました。
オーナー様からは、「どこに相談すれば良いか分からなかったので、まずは埼玉丸山工務所に連絡して良かった。専門家の方を紹介してもらえて、話がスムーズに進んで安心したよ」とのお言葉をいただきました。
このように、弊社が窓口となることで、オーナー様ご自身で一から専門家を探す手間を省き、安心して問題解決に向けて進んでいただけるようサポートいたします。
疑問がありましたら、専門家に相談しましょう
建物の未登記部分や古い名義の問題は、放置しておくと将来的に思わぬ手間や費用が発生する可能性があります。気づいた時が、専門家へ相談する最適なタイミングです。
「うちの物件も、もしかしたら…」 「何から手をつければ良いか分からない」
そんな時は、ぜひ一度、株式会社埼玉丸山工務所にご相談ください。 お客様の大切な資産である不動産を守り、活かすために、私たちが全力でサポートいたします。 不動産のことなら、どんな些細なことでも結構です。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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